Babysitting

真夜中のパリでヒャッハー!

世界の果てまでヒャッハー」の続編ではなく、こちらが第1作だった。「世界の果て…」はTSUTAYAでよく見かけたが、こちらは全く知らなかった。
第2作のメンツが全員出ていて、あちらで語られていた細かいセリフや表現の答えがこっちで登場している。なぜ題名が「BabySitting」なのかも判るし、ちょっとしたエピソードゼロ的な解釈になり、こういう見方もアリかなと感じた。
大まかな流れは第2作と全く同じだ。気の弱い主人公が悪友の所為せいでハチャメチャな一夜を過ごすことになる。例によって途中までは普通にドラマは進み、一変して惨状が提示される。そこに転がっているビデオカメラ。そして関係者(被害者と捜査員)が揃ってそれを鑑賞するという、今までありそうでなかったスタイルを確立している。
アクション性のスリル感は第2作よりもスケールは小さいが、その分、こういうことも起きないこともないかと思わせる親近感があり、おいおい主人公、大丈夫かい!?とハラハラさせられるスリル感は高い。おそらく低予算でうまいこと作っていると感じた。
»»鑑賞日»»2019/08/27 U-NEXTにて

●原題:Babysitting
●制作年:2014
●上映時間:85min
●監督:ニコラ・ブナム+フィリップ・ラショー
●キャスト:フィリップ・ラショー/アリス・ダヴィッド/ヴァンサン・ドゥサニア
●お薦め度:★★★

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