シェフ 三ツ星フードトラック始めました
まず何と言っても食いもんが旨そうなのが最高。
今までに観た料理を題材とした映画を思いつく限り挙げてみると、「恋人たちの食卓」「バベットの晩餐会」「マダムマロリーと不思議なスパイス」ジャン・レノの「シェフ!」「シェフと素顔とおいしい時間」といったところが思い起こされるけど、気分では「恋人たちの食卓」と双璧をなす旨そさ 加減だ。
そしてジョン・ファブローの手際の良さも冒頭から素晴らしい。でっぷりした体格と相まって本物の料理人に見えますぜ。アイアンマンのおかかえ運転手だけではない才人ですわ(監督としても数々の傑作を撮っているんだけど)。
観たあと確実にあのサンドを食べたくなる。トーストではない鉄板で焼くチーズたっぷりのサンド。エンドロールでプロフェッショナルにご教示を受けているオマケ映像が流れるが、これがまたタメになる。
今までに観た料理を題材とした映画を思いつく限り挙げてみると、「恋人たちの食卓」「バベットの晩餐会」「マダムマロリーと不思議なスパイス」ジャン・レノの「シェフ!」「シェフと素顔とおいしい時間」といったところが思い起こされるけど、気分では「恋人たちの食卓」と双璧をなす
そしてジョン・ファブローの手際の良さも冒頭から素晴らしい。でっぷりした体格と相まって本物の料理人に見えますぜ。アイアンマンのおかかえ運転手だけではない才人ですわ(監督としても数々の傑作を撮っているんだけど)。
観たあと確実にあのサンドを食べたくなる。トーストではない鉄板で焼くチーズたっぷりのサンド。エンドロールでプロフェッショナルにご教示を受けているオマケ映像が流れるが、これがまたタメになる。
ストーリーは現代の世相を反映したものになっていて非常にリアリティがある。ネット批評家、ツイッター、ブログ、炎上などなど。トランプ大統領がツイッターにハマるのも判る気がする。
息子や元嫁との人間関係、頼りになる弟子の存在、そしてアメリカ横断というロードムービーとしての一面も楽しい。
結末も
»»鑑賞日»»2019/07/24
リアリティがある…と感じたが、冷静に考えると、ダスティン・ホフマン演じる所のオーナーが一番の悪者になっている。あんなオーナーっているだろうか。まあいないこともないだろうが、いわゆるカリスマシェフを祭り上げてレストランをオープンしたのに、年がら年中同じメニューを強要するっていうのは、あんまり意味がないんでないのかな?それじゃカリスマシェフプロデュースのメニューを提供するレストラン程度が相当なんじゃないのかな。自由にメニューを作ることもできない、その日の市場に行ってからメニューを決めるんだと言っていたのに。とまあチョイと重箱の隅を突ついてしまった。
●原題:CHEF
●制作年:2014
●上映時間:115min
●監督:ジョン・ファブロー
●キャスト:ジョン・ファヴロー/ソフィア・ベルガラ/ジョン・レグイザモ/スカーレット・ヨハンソン/ダスティン・ホフマン
●お薦め度:★★★★☆