トゥモロー・ワールド
これはすごい。
地続きの近未来な世界観の作り込みが見事に成功している。
一見地味な作風が功を奏している。
如何にもな近未来然とした世界ではなく、ホンマ地続きな未来。ちょっと荒廃した未来。SFチックなものは殆ど登場しない、あるのは銃撃戦、重火器をつかった戦闘。それが恐ろしくリアル。ホンマにぶっ壊しとるんとちゃうか?としか見えない。特にラスト直前の7分くらいの戦闘シーンが、もうその場にいるんじゃないかと思えるほどの緊張感と迫力。なんでかと考えたら、長回しでツナギなしじゃないかコレ。どうやって撮っとるんじゃぁ〜〜〜〜〜〜〜!?????
そして役者もキャラが立ちまくっとる。隠れ家のヒッピー爺さん(ジョン・レノンが生きていたらこんな感じという設定な気がする)、そしてそのヨメハン。主人公の従兄弟である文化大臣。フィッシュの隠れ家にいた男ども。港町の婆さん。そこに案内したはっぱすいすいのファシストの豚軍人。
終わり方も良い。まいりました。
»»鑑賞日»»2013/10/17
地続きの近未来な世界観の作り込みが見事に成功している。
一見地味な作風が功を奏している。
如何にもな近未来然とした世界ではなく、ホンマ地続きな未来。ちょっと荒廃した未来。SFチックなものは殆ど登場しない、あるのは銃撃戦、重火器をつかった戦闘。それが恐ろしくリアル。ホンマにぶっ壊しとるんとちゃうか?としか見えない。特にラスト直前の7分くらいの戦闘シーンが、もうその場にいるんじゃないかと思えるほどの緊張感と迫力。なんでかと考えたら、長回しでツナギなしじゃないかコレ。どうやって撮っとるんじゃぁ〜〜〜〜〜〜〜!?????
そして役者もキャラが立ちまくっとる。隠れ家のヒッピー爺さん(ジョン・レノンが生きていたらこんな感じという設定な気がする)、そしてそのヨメハン。主人公の従兄弟である文化大臣。フィッシュの隠れ家にいた男ども。港町の婆さん。そこに案内したはっぱすいすいのファシストの豚軍人。
終わり方も良い。まいりました。
»»鑑賞日»»2013/10/17
●原題:CHILDREN OF MEN
●制作年:2006
●上映時間:109min
●監督:アルフォンソ・キュアロン
●キャスト:クライヴ・オーウェン/ジュリアン・ムーア/マイケル・ケイン/キウェテル・イジョフォー
●星の数:★★★★★★
|
◉ゼロ・グラビティ
特に何の予備知識もなく借りたこの「トゥモロー・ワールド」、たいして期待もせずに観たから余計にそのショックは大きかった。 |