ザ・アウトロー
ちょっと「ユージュアル・サスペクツ」が入っている。
真剣に観ていないと真のオチには気づけないのではないか?
一見、イカつい荒事専門の保安官 VS 頭脳明晰な銀行強盗集団の攻防なだけに思えるが、ラストで「なんやコレ、ちょっとユージュアル・サスペクツ入っとるやん!」と、かる〜くびっくりする仕掛けになっている。
正直、あのラストシーンがなければ、ただの銃撃戦およびミリタリーマニアのための犯罪映画でしかなく、★は進呈できないような内容だったんだけど、途中で数か所、妙に意味深なような意味不明なようなシーンが挟まれていたことの回答になりうる(完全に解消される訳ではない)ラストシーンであったことで、辛うじて★を進呈できる運びとなった。
なんであるが、視聴後ネタバレレビューを読むと、アイツとアイツとアイツとアイツが実は影の仲間だったということが判明するシーンがあると報告されていて、なるほど!と思った。
でもね、思い出補正もあろうかとは思うが「ユージュアル・サスペクツ」や「シックス・センス」のようにトントント〜ンと畳み掛けるように膝を打てる造りではないんだよね。何度も見直して確認しないと判らない造りではホンモノとは言えないのではないだろうか?頭脳明晰な観客のみ相手にしていると言われればそれまでだが。
『実はジェラルド・バトラーと犯人側の親分はグルだった…っちゅうオチだったりして』と、鑑賞中幾度も思わせるようにミスリードしてくるのがチョイと鼻につく。
ジェラルド・バトラーという大物を一見主役に見せかけておいて、実は
»»鑑賞日»»2020/02/26»»Amazon Prime
Den of Thieves
この原題はなかなか馴染みのない言葉だ。英語ではないのでは?と思っちゃうけど、我らがグーグル翻訳先生に入力してみると、「泥棒の巣」と翻訳された。ということは、邦題が全く違う題名になっとるで!という程でもないことになる。「悪の巣窟」vs「
●原題:Den of Thieves
●制作年:2017
●上映時間:140min
●監督:クリスチャン・グーデカスト
●キャスト:ジェラルド・バトラー/パブロ・シュレイバー/オシェア・ジャクソン・Jr/カーティス・“50セント”・ジャクソン
●お薦め度:★★★