Divergent

ダイバージェント

「ハンガーゲーム」の二番煎じ…という言葉が鑑賞中の頭の中を駆け巡る。厳密に言えば、「ハンガーゲーム」と「ロスト・エモーション」を足して2で割ったような映画…なのかもしれないが、「ハンガーゲーム」ばかりが思い浮かぶのは主人公がジェニファー・ローレンスを彷彿とさせる面立ちだからだろうか。
「ダイバージェント」という言葉からダイバーシティを守るエージェントの話なのか?と連想してしまうが、実際は「異端者」という意味だそうで、事前の漠然とした予想とはちょっと懸け離れた展開だった。
お話としては可もなく不可もなくといったところで、面白いと思える人もいるかもしれない。
»»鑑賞日»»2021/05/21»»Amazon Prime

●原題:Divergent
●制作年:2014
●上映時間:139min
●監督:ニール・バーガー
●キャスト:シェイリーン・ウッドリー/テオ・ジェームズ/アシュレイ・ジャッドケイト・ウィンスレット
●お薦め度:---


◉ハンガー・ゲーム

ご都合主義炸裂の感もあるが、見応えアリ。
これは前期ガンツですよね。人間自体の転送はないが、それ以外のことはほぼ実現している世界感。
ピンポロパンポロドッカンこそないが、エリアから出そうになると、操作して元に戻すとかは、もろガンツですよ。
政府自体が、ガンツを造って遊んでいた奴らと同じだから始末が悪い。この政府にモラルはない、異常な世界。
ルーが死んだあとに手を挙げるシークエンスは感動的。