フランシス・ハ
さきほどの「立ち去った女」に続いて白黒映画。
当たり前ながら俄然こちらのほうが観やすい。
普通にカット割りがあり、BGMも付いている。
会話シーンで話者の顔にいちいち切り替わるという、今まで気にも留めなかった手法がこれほど有難いとは思いもせなんだ。
当たり前ながら俄然こちらのほうが観やすい。
普通にカット割りがあり、BGMも付いている。
会話シーンで話者の顔にいちいち切り替わるという、今まで気にも留めなかった手法がこれほど有難いとは思いもせなんだ。
アダム・ドライバー繋がりで観たいと思ったが、近所のTSUTAYAにはなかったので、このU-NEXTで一番最初にリストに追加したものの、無料期間の千秋楽興行にまで引っ張ってしまった。
内容説明にある通り「ビターな成長物語」というのが全てを語っている。
友達や仕事など青春な挫折から立ち直るお話。でも挫折ってほどでもなく、飄々と主人公は生きているように見える。さすがアメリカ人、なんでもアッケラカンと語り行動するサマは観ていて気持ちいい。とにかく、なんとなく起こった問題もなんとなく解決していてなんとなく物語は題名を表示して終るのだった。
»»鑑賞日»»2019/07/20»»U-NEXTにて
ノア・バームバック
監督は「イカとクジラ」の人。
アレに比べて(と言ってもほぼ内容は忘れているけど)、格段に観やすい。アレはイカとクジラの模型だか剥製だかの博物館でラストシーンを迎えたハズだけど、それがナンノコッチャだったような気がする。それに比べて本作はなんとなくではあるが、主人公は成長してハッピーなエンディングを迎えたことだけは判る。めでたしめでたし。
●原題:FRANCES HA
●制作年:2012
●上映時間:86min
●監督:ノア・バームバック
●キャスト:グレタ・ガーウィグ/ミッキー・サムナー/アダム・ドライバー/マイケル・ゼゲン
●お薦め度:---