FROM RUSSIA WITH LOVE

てっきりロシアが舞台なのかと思っていたら、ボンドガールがロシア人だっただけだった。
どうしてもダニエル・クレイグ版と比較してしまうから分が悪いとは思うが、アクションらしいアクションもなく、秘密兵器もカバン一個だけというショボい内容。「使う事はないだろうがな…」とか言っときながらしっかり全部使ことるがな。
しかし５０年から昔の映画にしては立派なもんなんでしょうな。風情というものがある。
これで名作とか出来がイイとか云われているんだから他の物を見るのが心配になってくる。
しかし、あの有名な劇伴が流れるとやっぱいいよなあと感じてしまうのだった。
»»鑑賞日»»2018/01/27

上のDVDジャケットは一番新しいと思われる２０１２年版のもので、カッコよくスタイリッシュな内容を連想してしまう。しかし当然のことながら本編はやはり年代相当の古くささを感じずにはいられない。

レンタル屋であったのは、こっちのバージョンだった。こちらのほうが内容の雰囲気を的確に表していると思う。どちらもデジタルリマスター版とあるから、画質は同じなんだろう。