我が敬愛する川島雄三監督作品。
ということで割と期待値が高かったのがハードルを上げてしまったのかもしれない。
申し訳ないんだが、なにもかも普通に感じてしまった。
どちらかと言うとミステリー作品に分類される。「G.M」というイニシャルを巡る勿体ぶった謎解き物語になるかと思う。
戦後10年くらいの時代背景で、東京はそれなりに浮かれた時代のようだ。原因は解らないんだけど、先日来観てきた「
驟雨」や「
妻よ薔薇のやうに」や「
按摩と女」にあった映像の「味」というものが感じられないのだ。撮影機器などは発達しているであろう筈なのに、である。
»»鑑賞日»»2020/08/14»»U-NEXT