INCREDIBLES 2

インクレディブル・ファミリー

ひさしぶりに映画館での鑑賞。
流石にディズニーのメインを張る作品だから劇場も大スクリーンの部屋をあてがわれて、大音響とあいまってド迫力の鑑賞ができて大満足。
調べてみると前作は2004年作品だから、14年も経っているのか!しかし作品内では前作の直後から始まりちょっとテンションが上がる。厳密に言えば、ヴァイオレットのボーイフレンドへの尋問から始まる。オイオイこの男から始まるのかよ…とニヤリとしてしまう。
前作でもそう思っていたが、今作は正式にイラスティガールが主役だ。準主役は赤ん坊のジャック・ジャックで決まり。ボブさんは子守でかなりお疲れ気味。
作品のクオリティは勿論高いのだが、14年も経っているにしては(映像クオリティ面では)前作との差異は感じられなかった。それだけ前作が完成されていたということかもしれない(思い出補正?)
さて内容だが、騒動に巻き込まれる発端が夫から妻に変わっただけで、プロット自体はほぼ同じなんじゃねえの?と感じてしまった。
しかし決定的な違いは、前作では夫の危険を察知した妻が縣河の勢いで鬼神の如き活躍を見せるのに対して、今作ではその役割は子供達になっている。あ、そうか、だからファミリーなんですな。
最初は、ダンナさんはかなりヌケサクに描かれていて、出る幕無しじゃないかと書こうと思っていたが、そういうことなんですな。
てなことを考えていると、そんなことはどうでもいいように思えてきた。前作の良かった所は、イラスティガールが飛行機まで操縦して、さらには撃ち落とされても駆けつけるくだりだったと思います。そこには勿論子供達の活躍も含まれているから、やっぱり前作も原題「THE INCREDIBLES(インクレディブル家)」が示す通り家族の物語だったんだよね。となるとますます今作は前と一緒やん!ということになる。
でも、いいじゃないか面白ければ。
イラスティガールが乗るイラスティサイクルがカッコいい。
»»鑑賞日»»2018/08/10

●原題:INCREDIBLES 2
●制作年:2018
●上映時間:118min
●監督:ブラッド・バード
●キャスト:ホリー・ハンター/黒木瞳、クレイグ・T・ネルソン/三浦友和、サミュエル・L・ジャクソン/斎藤志郎、サラ・ヴォーウェル/綾瀬はるか
●星の数:★★★★☆


◉ミスター・インクレディブル

やはりこれはマストアイテム。一家に一枚は欲しいところ。
さすがに古いだけあって、VHSとかも売っている。
自分の持っているのはコレクターズエディションで2枚組のもの。
この2枚目というのがたいてい、どうでもいいようなものが入っているんだけど、コレにはジャック・ジャックが主役の短編が入っている。
今時のブルーレイだとなんもかんも全部入ってるんだろうけど。

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