JAWS

ジョーズ

記憶の中ではモウ★7つくらいの大傑作だったんだけど、約15年ぶりに見直すと★5つに目減りしてしまったのは致し方ない事か。
若気の至りでか、最高だぜぇ!と思っていたものも年をとって観直せばガッカリ度の高くなる作品も2つや3つではないなか、★5つを保っているのは大したもんだ!ってなことですがね。
まぁそりゃぁストーリーも知っているしねぇと言いたいところだが、前半部分に関してはスッポリと記憶から消えていた。今回改めて観て感じたのは、こんなにキッチリと前半後半でカラーが違っていたんだ、ということです。
またその前半部分は、大衆や行政の愚行をこんなに見事に描いていたんだと、スピルバーグ先生の底知れぬ実力を垣間見たのであります。
さらに、間接的な表現で如何に観客の想像力を増幅させるかというテクニックのお手本ともいえる作品だなあと感服つかまつった次第なのであります。
»»鑑賞日»»2020/05/13
失敗は成功の元

毎々お世話になっているwikipediaを繙くと、サメのロボットが壊れてしまった為、苦肉の策で数々の演出が生まれたとのことだ。

●原題:JAWS
●制作年:1975
●上映時間:124min
●監督:スティーヴン・スピルバーグ
●キャスト:ロイ・シャイダー/ロバート・ショウ/リチャード・ドレイファス
●お薦め度:★★★★★


◉七人の侍

スピルバーグ先生が敬愛する黒澤明の「七人の侍」でもきっちりと前半後半が別れている。前半のスカウト部分が好きなんだよねえ。