恋人はゴースト
DVDスルーながらも、星の数も伊達じゃない佳作。
「わたしに会うまでの1600キロ」では酷評してしまったリース・ウィザースプーンちゃんと、今ではハルクの印象が濃くなってしまったマーク・ラファロのラブコメヒューマンファンタジー。
監督は「(500)日のサマー」のマーク・ウォーターズ…と思っていたら豈図らんや。「(500)日のサマー」の監督はマーク・ウェブであって、マーク・ウォーターズは製作に名を連ねているに過ぎなかった。さすが「(500)日のサマー」の監督!と褒めちぎろうと思ったんだがね。まぁ「製作」ってのが実際には何をする人なのか未だに解っていなんだけど。
「わたしに会うまでの1600キロ」では酷評してしまったリース・ウィザースプーンちゃんと、今ではハルクの印象が濃くなってしまったマーク・ラファロのラブコメヒューマンファンタジー。
監督は「(500)日のサマー」のマーク・ウォーターズ…と思っていたら豈図らんや。「(500)日のサマー」の監督はマーク・ウェブであって、マーク・ウォーターズは製作に名を連ねているに過ぎなかった。さすが「(500)日のサマー」の監督!と褒めちぎろうと思ったんだがね。まぁ「製作」ってのが実際には何をする人なのか未だに解っていなんだけど。
直近に御都合主義てんこ盛りな作品を観てしまった反動か、それを感じさせないっていうだけで評価はうなぎ上りになっちゃう。というのは失礼か。
「わたしに会うまでの1600キロ」のことがあったから、リース・ウィザースプーンにはあんまり良い印象は持っていなかったんだけど、本作では実にぴったりな配役です。マーク・ラファロもさすが実力派の面目躍如という言葉が浮かんできた。
そして何よりストーリーテリングの妙が功を奏している。ツボを押さえた筋運びとはこのことだ。過去にあったこの手の話との差別化を考え抜いた脚本だと思う。幽霊なのにハッピーエンド、しかも御都合主義を感じさせないというアクロバティックな展開に脱帽。
»»鑑賞日»»2020/07/03»»U-NEXT
●原題:Just Like Heaven
●制作年:2005
●上映時間:95min
●監督:マーク・ウォーターズ
●キャスト:リース・ウィザースプーン/マーク・ラファロ/ドナル・ローグ
●お薦め度:★★★★☆