ラッキーナンバー７

約１０年ぶりの再見。
細い流れは忘れているけれど、主役のジョシュ・ハートネットの目的や行動はうっすら憶えているという状態での鑑賞。
初見の時はジョシュ・ハートネットの正体にアッと驚いたものだが、さすがにそれを知った上での鑑賞となるとチト分が悪い。当時は星５つを惜しみなく進呈したくらいだけど、今回は４個くらいかなと感じてしまった。
見所は前半はコメディかと思うような役どころが後半に豹変するジョシュ・ハートネットだろうというのは、昔も今も変わらない。そしてもうひとつ。映像センスの良さは特筆に価するかもしれない。というのも烏滸おこがましいが、自分好みの映像表現であることは間違いない。
この作品におけるブルース・ウィリスはあくまでも脇役に徹している。カッコよさは微塵も感じられない、ちょっとキモチワルイおじさんなんだよね。「ジャッカル」や「デス・ショット」と同じ匂いがする。
»»鑑賞日»»2020/02/11

邦題と原題

デタラメではないが、なんとも人を食った邦題だ。この邦題にすることでB級感に包まれてしまうんでないかい？
原題はキーアイテムになる馬の名前なのに比べて、邦題はその馬の番号であるということでウソではない。「真夜中のカウボーイ」を「真夜中のカーボーイ」にしたのとは訳が違うんだけど、気になってしょうがないっス。
この監督さん「ギャングスター・ナンバー１」っていう作品も撮ってる。こういうゴロが好きなのか？