MAZE RUNNER : THE DEATH CURE

メイズ・ランナー:最期の迷宮

映画全体としては標準以上のクオリティの作品だとは思う。
ただストーリー展開としては予定調和感を免れないんではないかな。
前2作で蒔いた種の収穫としては至極当たり前な所に落ち着けている。
原題では「迷路」だの「迷宮」だのという言葉が無くなっていることからも判る通り、もうメイズランナーというシステムとは関係ない作品となっている。主人公とヒロインとの関係性への決着を描いている。前作ラストでのヒロインの裏切りのオトシマエをつけている。そこがメインとなるストーリーテリングだが、まあ当たり前な理由だったので大して驚きはないんですよね。
一番気になるのは、壁の外側にいる集団のリーダーの行動だ。なぜにあのタイミングであんなことをブチカマすのか理解に苦しみますぜ。もう映画を盛り上げる為だけに行動させているとしか思えないアホさ加減だ。
»»鑑賞日»»2019/01/26

原題について
宣伝媒体やネット上では「MAZE RUNNER : THE DEATU CURE」とメイズランナーという文字はしっかり付いているけれど、本編を観る限りでは、MAZE RUNNERの文字は出てこなかったように思う。単なる見落としかもしれないが。ま、どっちにしても「迷路」とは関係なくなってるのは確かで、単なる「メイズランナー」シリーズの最終章というだけのことだ。

●原題:THE DEATH CURE
●制作年:2018
●上映時間:142min
●監督:ウェス・ボール
●キャスト:ディラン・オブライエン/カヤ・スコデラリオ/トーマス・ブロディ=サングスター
●お薦め度:---

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