ミッション:インポッシブル/フォールアウト
いつものことなんだろうけど、とっても運任せな作戦でなぜか最終的には運をも味方につけるラッキーガイな男たちの物語と言ってもいい。ある意味、王道な「主人公は死なない」を徹底的に突き詰めた作品とも言える。
このシリーズはそんなに熱心な視聴者ではないので、出演者が、トム・クルーズ、サイモン・ペッグ、ミシェル・モナハンしか記憶になくて、チト混乱をしてしまった。
特にMI6の女性エージェントの風貌が、自分の記憶のミシェル・モナハンとかぶってしまい、イーサン・ハントの嫁ハンは実はMI6の諜報員だったのか????でも嫁ハン時代の記憶を消去されているのか????と終盤になるまで思っていた。こんなMI6の女性エージェントって過去作に出演してたっけ?と思い映画日記を読み返すと、前作「ローグネイション」にMI6除籍の女諜報員がどうのこうのと書いていた。失礼。うーん、「ローグネイション」のことは全く憶えていない…でもロシアが舞台だったことはかすかに憶えているような…要は今作の山羊髭のヴィランのおっさんは、前作でのラスボスだったことの続編っちゅうことなんですな。(←そのぐらい予習しとけよ!)
内容については、この手の映画に期待するものは全て詰まっている。悪く言えば特に驚く筋書きもないが、鋭くツッコミを入れたくなる無茶苦茶さもない、そつなくこなした内容で只々アクションに注視したくなる作りになっているんじゃないかな。
»»鑑賞日»»2019/04/25
記憶を補正しよう。
ロシアが舞台だったのは、前々作「ゴースト・プロトコル」の間違い。
メンバーの巨漢の大男はルーサーという役名でヴィング・レイムスという役者が演じている。トム・クルーズ以外では、この人だけがシリーズ全編に出演しているそうな。どことなく「攻殻機動隊」のボーマを彷彿とさせるなあ。
「攻殻」と言えば、「攻殻機動隊SAC2ndGIG」の全体の流れを連想してしまった(スカイダイビングで、イーサンがウォーカーを助けちゃう件りですね)。もしかしてオマージュか?
ウォーカーを演じたヘンリー・カヴィルは最新のスーパーマンの人だった。