パトリオット・ゲーム
題名から察するに、途轍もない破壊力を備えたミサイルが絡む世界危機をハリソン君が救っちゃうアクション大作なことを
スケールの大きさが映画の良さに比例はしないんだけど、どうもこの拍子抜け具合は映画の評価を左右しかねませんぜ。
さらに敵役の主役の設定が狂信的過ぎて、アホちゃうか〜と思わずにいられない。敵がこんな非プロフェッショナルなことで、緊張感もヘッタクレもなくなっている。
今日は勝手な思い込み二本立てという日だった。
»»鑑賞日»»2019/11/27
パトリオットについて
「パトリオット」とは直接的には「愛国者」という意味だった。
自分が勝手に凄いミサイルと思い込んでいたのは、wikipediaによると
『アメリカ合衆国のレイセオン社がMIM-14 ナイキ・ハーキュリーズの後継としてアメリカ陸軍向けに開発した広域防空用の地対空ミサイルシステムである。』
『湾岸戦争時に、イラク軍が発射したスカッドミサイルを撃墜したことにより有名になった。』
『「Patriot」はその愛称で、「Phased array Tracking Radar to Intercept on Target」(直訳:目標物迎撃用追跡位相配列レーダー)の頭文字をとったものといわれている。』
という「パトリオットミサイル」のことだった。
湾岸戦争は1990年、本作は1992年製作だから、そういう勘違いをしても仕方ない題名だ。と思ったが、原作は1987年刊行だし、「パトリオット」という言葉は本国ではとてもポピュラーな言葉だろうから、まさに勝手な結びつけでした。「愛国者のゲーム」という原作本の邦題だと、あヽなるほどとシックリくる内容でしたな。