バトル・オブ・シリコンバレー
ジョブスとビル・ゲイツの確執をヒントにして、シリコンバレーの壮大なビジネス戦争を描く本格ミステリーフィクションエンターテインメントな映画だと
ところがどっこい、これはもう伝記ものじゃないですか!
マック生活25年の自分にとっては、ジョブス側の話はだいたい知っていることばかりで新鮮味がない。どうせなら、創業者なのに解雇されるという前代未聞の出来事と、さらに華々しく返り咲くという伝説になりそうな過程を丁寧に描いて欲しかった。しかし、本作が制作された1999年では復帰したものの、スケルトンの初代iMacが出た頃なのかな?だからこの時点では未だ「華々しい」とまでは言えなかったのかもしれない。イヤ、初代iPodの頃なのかな?
口八丁手八丁、現実歪曲空間発生装置のジョブスのことはだいたい知っていたが、ビル・ゲイツも似た者同士だったとは知らなんだ。DOSというOSの成り立ちからして、ああいう事だったとは驚きだ。アンタら同じ穴の狢でっせ。
»»鑑賞日»»2019/11/27
wikipediaを読むと、あくまでもフィクションであるとのことだ。
原題の「Pirates」は、パイレーツつまり海賊の意だった。あの有名な格言から来ている題名だったんですな。
●原題:Pirates of Silicon Valley
●制作年:1999
●上映時間:97min
●監督:ポール・フレイバーガー
●キャスト:ノア・ワイリー/アンソニー・マイケル・フォール/ジョーイ・スロトニック
●お薦め度:---