レディ・プレイヤー1
予告編を観て、とても観たいと思わされた作品。
つまり期待値が高く、ハードルが上がってしまう作品だ。
こういうのは得てして不発に終ってしまうものだ。
だが、そこは流石のスピルバーグ先生、ただのイベントムービーでは終らせない手腕はお見事です。
つまり期待値が高く、ハードルが上がってしまう作品だ。
こういうのは得てして不発に終ってしまうものだ。
だが、そこは流石のスピルバーグ先生、ただのイベントムービーでは終らせない手腕はお見事です。
世界観としては「サマーウォーズ」の発展型と言っても差し支えないだろう。もうこのご時世ではさして珍しい設定とは感じられないが、なぜ強烈に観たいと思わせたのか?ズバリ、ガンダムだ。なぬー?なんでガンダムがアメリカの映画に出るんじゃ?というのが起爆剤になっているのは間違いない(キッパリ)。
その餌にきっちり食いついた者がココに1人いるんだから、その作戦は成功と言えましょう。しかし実際はと言えば、ほんの申し訳程度の出演時間だった訳だけど、そのクオリティは流石と言う他ないレベルのものだと思った。
それよりもワーナーの自社キャラである「アイアンジャイアント」が大活躍をしていたのは嬉しい誤算だった。
しかしこれらのことはただの味付けの客寄せパンダに過ぎない。本編がしっかりしていないと「そこだけかい!」となる訳だ。
本編のキーアイテムであるイースターエッグの解決方法にひと捻りがあるのと、裏のキーマンである博物館(?)の案内人の存在がキラリと光る演出に脱帽。
»»鑑賞日»»2019/01/23
●原題:READY PLAYER ONE
●制作年:2018
●上映時間:140min
●監督:スティーヴン・スピルバーグ
●キャスト:タイ・シェリダン/オリヴィア・クック/サイモン・ペッグ
●お薦め度:★★★★