REPRISAL

デス・ショット

邦題と原題が全く違うパターンの作品。
主演は「パージ」パート2とパート3のフランク・グリロ。オブザーバー的な役でブルース・ウィリスが出ている。主役の隣家に住まう元警官のオヤジなんだが、ある種異様な雰囲気を纏っている。話の流れでは実は影の元締めのサイコパス 野郎だった…という展開だったとしてもおかしくない。
しかし実際は気の良い正義バカなんだが、あくまでもアドバイスをするだけで、そんなにシャシャリ出てはこない。でも流石に大物だけに、最後に見せ場を作ってある。この見せ場が邦題の素になっているんだろう。でもあの風貌でショットガンを持って走り回られたら、ナンボなんでも警官に咎められるんでないのかい?「俺は元警官だ」だけで信用されるのか?
というツッコミはさておき、躍動感溢れるカメラで犯人のプロフェッショナルな仕事を遺憾なく描いている。実際こんな奴がおったら堪ったもんじゃないけど、フィクションの世界限定で言えば、この男の精巧且つ緻密にして冷酷無比な動きがこの映画の成功の鍵を握っていると思う。
»»鑑賞日»»2019/11/22

●原題:REPRISAL
●制作年:2018
●上映時間:95min
●監督:ブライアン・A・ミラー
●キャスト:フランク・グリロブルース・ウィリス/ジョナサン・シェック
●お薦め度:★★★

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