ガーディアンズ伝説の勇者たち

先日の「メガマインド」に続いて、ドリームワークス製の日本劇場未公開3DCGアニメ。
キリスト教地域ではメジャーらしい「妖精のようなもの・・・・・たち」（以下「ヨーナモノ」）が実はガーディアン（守護神）だったというお話。
ヨーナモノの内わけは、サンタクロースが親分格で、以下、イースターバニー、トゥースフェアリー、サンドマンに加え、ジャックフロストというキャラがガーディアンとして登場する。悪者にはブギーマンことピッチブラックが充てられる。
サンタは誰でも知っているだろうが、「とびだせ！どうぶつの森」に出てくる「ぴょんたろう」のお陰で辛うじて連想できるイースターバニーと、ジョン・カーペンターの映画で知っているブギーマン以外はどれもお初である。
主役は雪休みを齎もたらしてはくれるが、単にいたずらばかりしているというジャックフロストなんだけど、どうも本国でもあんまりメジャーではなさそうな扱いだ。
とキャラについて色々と考察してはみたが、まったく馴染みのない非キリスト教圏の人であっても、観ていればストレスなく理解できる仕組みになっている。
まぁこういったファンタジーの住人と最新のハイテク技術が融合した表現と、サンタが一夜にして世界中の子供たちにプレゼントを配れるという永遠の命題を見事に逆手に取った作劇はお見事だ。
そして主役ジャックフロストの出自にまつわる謎解きや、信じるというパワーの偉大さを「素直に」教えてくれる。このヘンコツな自分が、イヤミの１つも感じずに感激できる力量はなまなかのものではない。と、よー分からんが感じてしまった。
»»鑑賞日»»2020/04/18««U-NEXT