Shall we ダンス?
珍しく日を置かずにもう片方を観ることに成功した。これも配信のお陰だろう。
しかし逆に言えば、昨日の今日だから、オリジナルなのにも関わらず2番目に観るこちらのほうが圧倒的に分が悪い。話の筋は知っているんだからね。リメイク版との違いを検証する見方になってしまう。
ということでツベコベ言わずに違いを申し述べたい。
これは全体的な邦画と洋画との違いになるんだけど、映像の質が違う。好みの問題なんだろうけど、この質感の違いはどこから来るんだろうというのが、永遠のテーマかもしれない。邦画は見慣れた風景が映っているからそう感じるのか、カメラの違いか、技術の違いか、センスの違いか。古い時代劇だと外国に比べて劣っているなんて思わないんだけど、現代劇になると急激にその違いを感じてしまうのはなぜだろう。
本作もその例に洩れず、映像美というものを自分は感じない。それはしょうがないことなんだろうが、扱っている題材に日本人ならではの引け目を感じるものがあるのも確かだろう。そのへんのことは劇中で何度も言及されているのだが、リメイク版に軍配が挙がってしまう。申し訳ないが、ダンスの質もジェニファー・ロペスのほうがサマになっていると感じてしまった(当社比)。
結末付近における主人公の行動(ヨメハンの職場にバラ一本を持って誘いに行くというアレ)は、流石にリメイク版のようなことはやっていなかったのでホッとした。
»»鑑賞日»»2020/04/09»»U-NEXT
しかし逆に言えば、昨日の今日だから、オリジナルなのにも関わらず2番目に観るこちらのほうが圧倒的に分が悪い。話の筋は知っているんだからね。リメイク版との違いを検証する見方になってしまう。
ということでツベコベ言わずに違いを申し述べたい。
これは全体的な邦画と洋画との違いになるんだけど、映像の質が違う。好みの問題なんだろうけど、この質感の違いはどこから来るんだろうというのが、永遠のテーマかもしれない。邦画は見慣れた風景が映っているからそう感じるのか、カメラの違いか、技術の違いか、センスの違いか。古い時代劇だと外国に比べて劣っているなんて思わないんだけど、現代劇になると急激にその違いを感じてしまうのはなぜだろう。
本作もその例に洩れず、映像美というものを自分は感じない。それはしょうがないことなんだろうが、扱っている題材に日本人ならではの引け目を感じるものがあるのも確かだろう。そのへんのことは劇中で何度も言及されているのだが、リメイク版に軍配が挙がってしまう。申し訳ないが、ダンスの質もジェニファー・ロペスのほうがサマになっていると感じてしまった(当社比)。
結末付近における主人公の行動(ヨメハンの職場にバラ一本を持って誘いに行くというアレ)は、流石にリメイク版のようなことはやっていなかったのでホッとした。
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●原題:Shall We ダンス?
●制作年:1995
●上映時間:136min
●監督:周防正行
●キャスト:役所広司/草刈民代/竹中直人/渡辺えり子/田口浩正/草村礼子
●お薦め度:★★★