Spider-Man: Far From Home

スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム

いや〜いいですねぇ。
「アベンジャーズ:エンドゲーム」の直接的な次話。
あの世界の半数が消えた事象や、トニー・スタークが亡くなったという一大事の後の世界を見事に描いている。
ひと昔前のこういったシリーズものだと、そういったことはなかったことにされていたりしても『まぁそんなもんやろ』と無理矢理納得させていたようなことが多かったと思うのだが、ここまで本格的に言及してくれるとは、まさに痒い所に手が届くサービスであり、MCUは本気やな!と嬉しくなってしまった。
トニー・スターク最大の遺産とも言えるものをフィーチャーすることによって、トニー・スタークの偉大さを描いている。
また、あのバカげたコスチュームを信じ込ませるバカげた理論も奮ってる。もう神様や宇宙人がいくら飛び出してきても不思議じゃない世界観を見事に逆手にとっている。いいですねぇ。
»»鑑賞日»»2020/10/19

●原題:Spider-Man : Far From Home
●制作年:2019
●上映時間:129min
●監督:ジョン・ワッツ
●キャスト:トム・ホランド/ゼンデイヤ/ジェイク・ギレンホール/ジェイコブ・バタロン/マリサ・トメイジョン・ファブロー
●お薦め度:★★★★★


◉スパイダーマン:ホームカミング

フレッシュな感じがとてもいい。
主人公がどっちかと言うとオタク寄りなのもいい。
デブゴンな親友もいいし、速攻で正体がバレてしまうのもいい。
さすがスターク社製のスーツは素晴らしい…と思わせておいて最大のヤマ場は手製のショボスーツで臨まなければならないのもいい。ちょっとガンツ入ってんなコレ。
オープニングのスマホ画像で「キャプテンアメリカ シビルウォー」への参戦を説明しているシークエンスが妙にリアルでいい。
と、いいこと尽くめの必見作品。