凶悪
フランキーショック。
ハマジュン激賞の「孤狼の血」の白石和彌監督の旧作を観た。作品そのものよりも気になることがあった。
この「先生」を演じている役者は誰や?エラいこと雰囲気あるやん。
エンドロールを見て膝を打った。これが
近頃噂の名だたる映画でよく耳にするリリー・フランキーだが、恥ずかし乍ら初めて拝見した。もっとガタイのデカい人だと想像していたんだが、その予想は大きく外れていた。そんなことよりも、この人、本業はイラストレーターだよな?さすが、あちこちの作品に引っ張りだこなのも頷ける、恐るべき役者だ。
今までフランキーと言えばフランキー堺だったのだが、その認識を改めねばならない。
そしてピエール瀧にも少なからずショックを受けた。
この人もリリー・フランキーに負けず劣らず名前を耳にするが、電気グルーヴの一員だということは知っていたものの、こんな人だったとは知らなんだ。
こちらは逆にガタイがデカいのが意外だった。芸名とのギャップがありすぎとちゃいまっか。
作品については、そのショッキングな内容とは裏腹に、なぜか「映画」というものを感じない。事実をもとにフィクション化されているそうなんだが、「映画」として観るには何だかフツーだなと感じてしまった。
主役記者の異様ながんばりで掘り起こしたという事実は、実際に近くに居たとしたらスゲーと思うだろうが、映画作品としては感銘は受けない。それよりも、認知症の母とヨメハンの問題が身近すぎて、こちらのほうがビシビシ伝わってくるのだった。
»»鑑賞日»»2019/03/07
ピエールショック。
この上の鑑賞日を記名している箇所より上は、なるべく鑑賞したその日に、なるべく余分な情報を仕入れずに感想を書いており、鑑賞日より下のこの箇所は、当ブログにアップする時などにレビューやwikiを読んだりしての追加情報や不明な点の答えなんかを書くようにしています。
そんなこんなで鑑賞日とアップ日にズレが生じることも多々ある訳ですが、本作を鑑賞して一週間も経たないうちに、ピエール瀧は時の人となってしまいました。
まあピエール瀧の出演作をその時期に見た人なんてゴマンといるぐらいのお茶の間の人気者だった…ということを今頃知ったというのは自分くらいしかいないんじゃないかと自負している。
今、平成から令和になろうかという時に、ピエール瀧のことを話題にしているのも自分だけじゃないのか…と思えるほど忘れ去られている。人の噂も75日とは良く言ったもので、75日どころか45日も保たないっちゅうこってすな。