ザ・フォージャー 天才贋作作家 最後のミッション
詐欺×難病ものという異色の組み合わせによる、小品ながら心温まる(?)犯罪サスペンス。
天才贋作作家と言われた投獄中の男が、息子の難病をきっかけに、闇ルートに大枚の金を借りて仮出所を早めた因果応報な物語。
天才贋作作家と言われた投獄中の男が、息子の難病をきっかけに、闇ルートに大枚の金を借りて仮出所を早めた因果応報な物語。
トラボルタが
第一の願いである、出て行った母親に会わせるエピソードは涙なしでは観ることができない。それもこれも難病という最終兵器があるから成り立つ話だから卑怯と言えば卑怯なのは判ってるが、この母親の
物語の縦糸である贋作造りに関しては、副題から「なんかあるな」と予告されているようなもんだから、その部分も愉しみだったけれど、捜査官側が妙に善人で素直すぎるのが作為臭を感じずにはいられない。
また鑑定家のトリックも単純過ぎやしませんか?とも思うが、最近起こった地面師詐欺の礼もあるから、この程度の作戦でうまくいかないとも限らない。映画的には判り易くていいかも知れない。複雑にしすぎてもナンノコッチャラ判りまへんとまた書かなくてはいけなくなる。
トラボルタの親爺役のじいさんがいい味出してる。友人のカールおじさんも中々いいね。
»»鑑賞日»»2018/11/14
息子役のタイ・シェリダンは何か見た事ある名前だと思ったら、「MUD」の主役少年役の人だった。もっと有名ドコロでは、X-MENのサイクロップス役、そして最新作では「レディ・プレイヤー1」の主役青年だ。