THE PURGE trilogy

パージ

「浄化」という意味らしい。
トンデモ設定だが、これがもしゾンビもんだったとしたら、ありきたりのストーリーテリングとなっていたんだろうか。
物語の流れだけを考えると恐らくそれなりのパターンを踏襲したものに違ない。ところが「いや〜面白かったで」と思えるのはなぜだ?
やっぱり「こんな法律あるわけないやん」とずっと思っていた自分があるということは、このトンデモ設定の罠に嵌められてるということなんだろうか。
まあ兎に角、次の「アナーキー」が愉しみである。
»»鑑賞日»»2016/01/08

●原題:THE PURGE
●制作年:2013
●上映時間85min
●監督:ジェームズ・デモナコ
●キャスト:イーサン・ホーク/レナ・ヘディ/アデレイド・ケイン
●お薦め度:★★★★

パージ:アナーキー

噂通りこれは快作だ。
前作よりもさらにパワーアップした内容というか、シチュエーションだ。
前作の翌年のパージデイの話。
劇中でも言及されているように政府の陰謀であることが明らかになった。ただの金喰い虫でしかない弱者を粛清するのが目的ということだ。
ラスト近く、前作のサバイバーであるホームレスの兄ちゃんがレジスタンスの一員として登場する。
そして最後の最後、サイレンが鳴り響いた後の、あまりにも人間的な行動の発露が感動を呼び起こす。久々にガクガクと震えた瞬間だ。
»»鑑賞日»»2016/01/09

●原題:THE PURGE : Anarchy
●制作年:2014
●上映時間103min
●監督:ジェームズ・デモナコ
●キャスト:フランク・グリロ/カーメン・イジョゴ/ザック・ギルフォード/キエレ・サンチェス
●お薦め度:★★★★☆

パージ:大統領令

なかなか良く出来た配役で、ストーリーに厚みがある。
警護リーダーは前作の主人公だよな?
伝説の元ヤンねえちゃんは、顔つきがホンモノっぽくて凄みがある。この人も前に出てたか?
チョコバーガールは、あの殺され方のためだけのネタっぽい配役だが、ああ云う風に仕置にかけられても仕方ない、爽快感さえ覚える役作りに成功している。
大統領令の発令で三部作も終りに思えたが、次は別の視点から作ろうかいと思わせる終わり方だった。
»»鑑賞日»»2018/07/14

●原題:THE PURGE : Election Year
●制作年:2016
●上映時間109min
●監督:ジェームズ・デモナコ
●キャスト:フランク・グリロ/エリザベス・ミッチェル/ミケルティ・ウィリアムソン
●お薦め度:★★★★

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