失踪
オランダ作品のリメイクということだけは予備知識として知っていた。外国作品をわざわざリメイクするということは元ネタは相当優秀っちゅうことは想像がつく。
そんな訳で期待を裏切らない内容だった。
なんと言っても犯人役のジェフ・ブリッジスが秀逸だ。ドジなのか極悪人なのかお人好しなのかマイホームパパなのか、一言では言い表されない、このマッドサイエンティストっぷりがあってこその 作品と言えましょう。
また、ネームバリューからするとサンドラ・ブロックが主役だろうという思い込みを上手く利用した配役が功を奏しているに違い無い。凡百の遣い手なら、新恋人のリタさんにサンドラ・ブロックを充てるでしょうな。
ことほど左様に一体誰が主役なんや?と思わされる具合が心地良い。
»»鑑賞日»»2020/01/29
サンドラ・ブロックに騙された?
「スピード」は1994、本作は1993だった。
なるほど、本作は「スピード」以前に当たり、いわゆるブレイク直前っちゅうことですわ。だからこのキャスティングに裏をかかれた!と喜んでいた自分は一人相撲をとっていたということですな。