The Whistleblower

トゥルース 闇の告発

知らない内に巨悪に立ち向かうことになってしまったアメリカ人女性警察官の実録物。
主人公女性の著書を元に映画化された作品らしい。よおこんなところを掻い潜って生き残れたもんですな〜!と驚きを禁じえない。一歩間違えたら消されていてもおかしくない状況でっせ。
主人公は特段に腕っ節が強い訳でもなく、ちょっとばかし気が強い程度の女性であるところにリアリティを感じる。
さらに結末としては巨悪をぶっ潰せていないし、誰も罰を受けていないというところもリアリティがある。まあ実話なんだからリアリティがないと困るんでしょうけど。そういう状況にあって、映画化までして広く世に知らしめているっちゅうところがスゴい。
最後の最後まで失敗の連続だったので、この結末はどう落とし前つけるんじゃい?と思っちゃうけど、きっちりとスカッとするメニューを用意してくれているので、ホッと胸をなでおろす。
»»鑑賞日»»2020/09/18

Whistleblower

原題であるところの「Whistleblower」は「内部告発者」という直接的な題名だった。
笛(ホイッスル)を吹く人ってことだよな?単純明快だなあ。

●原題:The Whistleblower
●制作年:2011
●上映時間:112min
●監督:ラリーサ・コンドラキ
●キャスト:レイチェル・ワイズデヴィッド・ストラザーン/モニカ・ベルッチ/ベネディクト・カンバーバッチ
●お薦め度:★★★