Thunderbolt and Lightfoot

サンダーボルト

コメディ要素の強い犯罪放浪譚。
クリント・イーストウッドとジェフ・ブリッジスによる逃亡コンビの組み合わせが、なぜか味がある。
この二人によるロードムービーは、特に何があるという訳でもないのに、沁みじみと感じられる滋味があるのは、名匠マイケル・チミノの技によるものなのか、はたまた我が体調によるものなのか。
ほろ苦さの残る結末も、とってもいい。
»»鑑賞日»»2020/11/08

●原題:Thunderbolt and Lightfoot
●制作年:1974
●上映時間:115min
●監督:マイケル・チミノ
●キャスト:クリント・イーストウッドジェフ・ブリッジス/ジョージ・ケネディ/ジェフリー・ルイス
●お薦め度:★★★★


◉心の指紋

もう一度観たい作品。
映画館でいっぺん観たきりだけど、なぜかずっと心に残っている。細かいことは忘れてしまったけど、とにかく印象深い良い作品だったと思っている。しかしそんな作品に限って観ることが叶わない。中古品に7000円の大枚をはたいてまで観るべきか。そこまでではないか?
原題の「The Sunchaser」で検索してみると、アマゾンプライムにラインナップされてはいるけど、「現在、お住まいの地域では視聴できません」らしいので、将来的に観ることができる可能性もある。思い切って大金を投じた直後にプライム解禁になるパターンも大いにあるしなあ。
今回改めて調べてみると、主人公の医師役がウディ・ハレルソンだったとは気づかなんだ。
それはさておき、「サンダーボルト」がマイケル・チミノのデビュー作で、「心の指紋」が遺作となってしまったということになるのも、何かの因縁か。なんでやっ!