トルク
あふれる駄作感
早回しとかCGとかを駆使して、それなりの映像表現は保っていることは認めるが、まあそれだけのことですわ。メジャーレーベルのワーナーとヴィレッジロードショーの制作なんだから、そのくらいはクリアしといてもらわんと…と思うわな。
そういったメジャーレーベルの中にも、BチームもしくはCチームといった部署があるのか、とても誰もが知っている会社が作ったとは思えない溜息が漏れる。これを、聞いた事もない会社だとか学生が作ったとかだったら話も違ってくるんだろうが。
そもそもなんでこれを借りたいリストに入れていたのかが不思議でならない自分である。
なぜこんなにも駄作感が溢れているんだろうか。
お話のクサさか?バイクアクションの有り得なさだろうか?
やはりアクションの派手さを追求するあまりの無茶苦茶さが、全てをB級C級へと引きずり下ろしているんだろうと考えるのであった。
などと真剣に考察するような種類の作品ではなく、ド派手なバイクを見るBGV的な作品なんでしょうな。
»»鑑賞日»»2019/12/02
Bチーム?
ジャケットを見ると、「ワイルド・スピード」や「トリプルX」のプロデューサーが作っていると書いている。今では超大作のドル箱コンテンツになった「ワイルド・スピード」も元々はB級っぽい作品だったなあ。
●原題:TORQUE
●制作年:2004
●上映時間:84min
●監督:ジョセフ・カーン
●キャスト:マーティン・ヘンダーソン/アイス・キューブ/モネ・メイザー
●お薦め度:---