グランドフィナーレ
うーん、何がいいのか判らん…というのが正直な感想だ。
普段なら観ようと思わないタイプの映画なんだけど、ポール・ダノが出ているというのを見つけたので観てみることにした。
さらに紹介文によると
『映像の魔術師が描く老境の美学。天才音楽家が見つけた人生の真実とは…。』
『なぜか、かたくなに断るフレッド。その理由は、娘のレナにも隠している、妻とのある秘密にあった。』
などとあり、もしかして傑作かも…とスケベ心を出してしまった。
監督はパオロ・ソレンティーノというイタリアの奇才にして映像の魔術師という人らしい。
たしかに奇才なんだろうとは思うが、自分の好みではない奇才だった。
映像は綺麗だとは感じるが、魔術的に美しいとか味があるとかとは到底思えない。
なんか、わざと関係ないものを挟むことでアートっぽいでしょと言ってるようでどうも好きになれない。
普段なら観ようと思わないタイプの映画なんだけど、ポール・ダノが出ているというのを見つけたので観てみることにした。
さらに紹介文によると
『映像の魔術師が描く老境の美学。天才音楽家が見つけた人生の真実とは…。』
『なぜか、かたくなに断るフレッド。その理由は、娘のレナにも隠している、妻とのある秘密にあった。』
などとあり、もしかして傑作かも…とスケベ心を出してしまった。
監督はパオロ・ソレンティーノというイタリアの奇才にして映像の魔術師という人らしい。
たしかに奇才なんだろうとは思うが、自分の好みではない奇才だった。
映像は綺麗だとは感じるが、魔術的に美しいとか味があるとかとは到底思えない。
なんか、わざと関係ないものを挟むことでアートっぽいでしょと言ってるようでどうも好きになれない。
紹介文が間違っているのか、自分の理解能力がないのか、かたくなに断る理由が「妻とのある秘密」というのがどうも解せない。主人公が言葉で説明した理由って「秘密」なのか?それは表面的なことで実は裏にちゃんとした秘密があったのか?
ベネチアらしき場所に妻を訪ねるシークエンスがあり、それが答えなのか?とも思うが、あの最後のシーンを見る限りでは、そう、実は妻はゾンビだったのです!という風にしか見えない。それだと「妻『と』のある秘密」ではなく「妻のある秘密」になってしまう。
まあ秘密はどうでもいいことだけど、妻のあのゾンビメイクは作品の立ち位置を根幹から揺るがす設定だと思うんだが、本作にかなり高得点を与えている批評家たちはアレをどう解釈しているんだろうか。
»»鑑賞日»»2019/07/06»»U-NEXTにて
◉きっと ここが帰る場所
この監督を wikipedia で調べてみると、以前に一本観ていたことが判明した。「きっと ここが帰る場所」という作品だ。シネマ日記を読み返すと、これも同じ様な感想を書いているではないか。つまり自分とは馬が合わない監督さんっちゅうことですな。 |